*少子高齢化社会の影響!
少子高齢化社会を背景に、近年では長期間、人が住んでいない空き家が各地で増え続けており、総務省「住宅・土地統計調査」によれば、現在における我が国の空き家数は、820万戸に及び、今後も増加することが予測されています。これら空き家のなかには、管理が行き届かず、倒壊の危険性があったり、ゴミ捨て場のようになってしまったりするなど、防災、防犯面、衛生面で地域住民の生活環境への深刻な影響を与えている空き家も少なくありません。
*そのまま放置すると!
①そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
②著しく衛生上有害となるおそれのある状態
③適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
④その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態
以上の様な状態になると、「空家等対策の推進に関する特別措置法」の適用で最悪、自治体により強制的に取壊わされ、その費用は所有者が負担する事になります。
*どうすればいいですか?
① 空き家の活用
➁ 空き家の管理
③ 空き家の売却
大きくは以上の3点を視野に、現状を調査・分析する必用があります。
自治体で行っている「空家無料相談」、宅建協会等の「空家無料相談」を活用して現状の把握と方向性を検討する事が大切と思われます。